都市圏から標高1000mの田舎に移住し、生活して行くために試行錯誤する様子をまとめたブログです。移住や田舎暮らしに興味のある方、都会の生活環境に疲れた方、田舎暮らしに不安のある方、都会と田舎の文化の違いに興味がある方、アウトドアが好きな方、DIYに興味がある方、インテリアに興味がある方、ガーデニングが好きな方、猫が大好きな方へ、参考になるような記事を掲載していきます。
田舎暮らしへのあらすじ
2020年1月に住み慣れた奈良県を離れ、群馬県片品村で田舎暮らしを始めました。
元ペンションの物件を購入し、メンテナンスが必要な外装などを大工さんに補修してもらい、内装などは住みながらDIYでリフォームする計画で、引っ越しました。
仕事はフリーランス、夫婦でエレキギターを作って販売しています。
移住へ踏み切った理由
私たち夫婦は、都市圏で育ちました。結婚と同時に両親と奈良の実家で同居、ぜいたくはできませんでしたが、何不自由なく生活をしていました。大阪の中心部へは、電車で25分程で行ける距離であるにもかかわらず、家の周りには自然も多く、広い公園や、名所旧跡もあり、学校や病院も充実、住環境としては非常に恵まれていました。
ではなぜ群馬県への移住を決断したのでしょうか。
移住先である群馬県片品村は観光資源も多く自然豊ですが、私たちが育った町に比べると、多くの面で不便なことは、容易に想像できることでした。
私はエレキギター工房を営んでおり、実家のガレージの車一台分を工房として使っておりました。住宅街であったため、ギター作りの作業で出る騒音が近隣の方に迷惑をかけるのではないかという不安から、新しい場所への工房の移転を考えました。
それならば、奈良県で工房を作ればよかったのではないでしょうか。
最初は、近隣に迷惑をかけないある程度敷地の広い工房を実家の近辺で、探し始めました。
しかしながら、自分たちの予算内で、希望する物件は少なく、探す範囲を徐々に広げて行きました。
和歌山、淡路島、三重、岐阜、長野、内覧や下見に出かけるうちに、群馬県の片品村までたどり着いた訳です。
では、どこでもよかったのでは。
移転先はどこでもよかったのかも知れません。
とはいえ、自分たちなりに少しは考えました。
家探しの条件は
- 低価格で広い物件
- 宅配便の追加料金が必要のないエリア
- インターネットの光回線が利用できる
それ以外にも、たくさんの理想がありました。しかしながら、価格と理想は必ずしも折り合いの付くものではありません。少しずつ妥協すれば「後悔」することも分かっていました。
そこで考えました。
物件の条件に広い工房は必要項目ですが、それ以外の理想をすべて妥協するのではなく、一つだけの、「夢のある条件」を付けくわえることにしました。
私たちの希望した一つの項目は「山」か「海」が近い事でした。
条件を絞ることで、物件選びがスムーズになり、小さな希望も持つことができると思います。
移住へ踏み切った理由は
小さな夢を実現するための行動
私たち夫婦は非常に慎重で、何事にもしっかりとした準備をしなければ、行動に移せないタイプでした。その準備に多くの時間と労力を使い果たし、疲れてしまうのです。
そんなことを繰り返しているうちに、多くのチャンスを逃してしまいました。
ある時、人生はいつ終わるかは分からないという、単純な摂理を気付かされる事となり、今を大切にし、後悔のないようにまずはやってみようと考えました。
もっと時間をかけて物件探しをすれば、よりよい条件はあったに違いありません。
実際にあの時ああすれば良かったという後悔は私たちにはたくさんあります。
このような経験を活かして、効率よく移住するためのお手伝いができればと考えるようになりました。
今後の目標
目標を立て、具体的に何をすればよいか、新天地でこれから迷わないように、行動の道しるべにしたいと思います。